なぜ、コンサルタントに学ぶのか
どのようなビジネスマンにも共通して必要とされるのは問題解決のスキルだろう。
それを営利を得て組織的に行っているコンサルタントは問題解決のプロであると
いえる。
コンサルタントのマインドセットや技術のすべてが一般のビジネスマンにとって
有用というわけではない。
ここでは、一般のビジネスマンが生かせる部分に限って、その基本を紹介したい。
コンサルタントの基本的なスキルは、情報収集、情報分析、解決案の策定と、そ
れをささえる、マインドセット、コミュニケーション、プレゼンテーションのス
キルから成り立っている。
これらのうち、一般のビジネスマンの日々の仕事に生かせて、かつ、あまり知
られていないマインドセットと情報分析の技術に焦点をあわせて説明したい。
コミュニケーションやプレゼンテーションのスキルの重要性は広く知られている
し、あなたの会社でも社外研修などで取り入れられていると思う。
また、コンサルティングファームが行う、情報収集や解決案の策定は組織的な
ものである。もうすこし平たく言うと「商売」の色が強いので、そのスキルは
必ずしもあなたの役に立つわけではない。
あなたは、こういうかもしれない。「世の中に分析の技術について扱った本はた
くさんある。」と。
その通りであるが、それらを直接仕事にいかせたであろうか。たぶんうまくいか
なかったのではないだろうか。
その理由は、それらの前提となる基本的な技術や、それを生かすマインドセット
を、あなたが自分のものにしていないからだ。
まずは、技術ではなく、その背景にあるマインドセットから話をはじめよう。


