複雑より簡単 結論を理解してもらうことに意味がある
結論をまず言い切ってしまったとして、それで、「OK」といってくれることは
まずない。なぜなら、そんなことなら直接話をする必要はないからだ。
直に説明しないと「OK」といってくれなかったり、そのために、質疑応答が必要
であるから、話しているわけだ。
つまり、結論を言い切った後のすべての説明は、結論をサポートする説明から
なっている。
目的は、結論を理解してもらうことであって、あなたの努力を誇示したり、不可
抗力だったという言い訳を聞いてもらうことではない。
起こってしまったことは変えられないし、いくら努力していても結果がついてい
なければ誰も評価しない。つまりこのような説明は無駄である。
だから、なぜその結論になるかを論理的に整理して説明するわけだ。本筋から
外れることは、「重要ではない」ので、質問されない限り説明しない。
わかりやすく説明しようとすると、例えば箇条書き的に要素を挙げていって説明
するなど、よりコンパクトなやり方になっていく。
一つ一つを簡潔な表現にまとめて言い切っていく。接続詞をつかって「○○は
こうなっていて、そして、××は違っているのです。ちなみにそれは、□□の
せいで・・・・・・」と説明しても、頭にすんなり入ってこない。ひとしきり
説明を聞いた後、「それで結局、○○と××はどう違っているのだっけ」と質問
されるのが落ち。
例えば、「ここで問題なのは○○と××が次の2点で異なっていることです。
最初の相違点は、□□による△△で、2点目は・・・・」と説明するほうが簡潔
で頭に入りやすい。
このような技法は、「ピラミッドプリンシプル」と呼ばれて体系化されているが
肝心な点は、結論を述べた後で、それを支える内容を簡潔に説明しようと思うと
多かれ少なかれ、このような構成になるということだ。
重要なことは、結論をわかってもらうことで、そのためには、徹底して説明を
簡単にする必要がある。技法や、図表もすべて、そのためにある。


