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複雑より簡単 結論を先に言う

よく会議で、なにかの報告をしようとして「日記の棒読み」になってしまう人が

いる。


本人は、物事の経緯をわかってもらうために、起こったことを順番に話している

のだが、話はどんどん複雑になっていき、聞いている人は何がなんだかわからな

くなる。


「結局、どういうことなのか?」と質問をうけることになる。


本来、複雑なことを理解させるのは大変難しい。というより、簡単なことさえ、

人に説明してわかってもらうことは、とてつもなく大変なことだと、認識しよう。


だから、話すべきことを徹底的に絞る必要がある。


まず、何のために、その複雑なものを、理解してもらおうとしているのかを考え

よう。


たぶん、会議のそもそもの目的があるわけである。例えば、それは、いろいろ

ややこしいことが起こってしまい、対応するために、「予算」を使う許可をもら

うためだったりする。


であれば、まず、開口一番、結論を言おう。


「○○の件ですが、状況の悪化を食い止めるため、早急に××を行う必要があり、

□□万円の支出を承認してほしい。」


次に、言うべきは、支出の正当性を説明するわけである、ポイントは、××を行

わなかったらどうなるか(リスクの説明)、××が一番有効な対策である根拠を

説明すべきだろう。


重要なのは、会議は決定の場所なので、延々と経緯などを時系列に説明するのは

時間の無駄だ。決めてほしいことをまず要求する。


もし、背景などを説明する必要があるのであれば、事前にメールなどで配布して

おけばよい。


メールを書く場合や、資料を作る場合も同様だ。


まず、読む人に、何のために読んでもらうのかを理解してもらう。そうすれば、

以下の詳細な説明を、自分がすべきこと(なにかの判断)を念頭において、素

早く読むこともできるし、本筋と関係ない質問をしたりして時間を浪費すること

もなくなる。


ビジネスでは、「起承転結」は不要である。文書自体が価値があるのではないか

らだ。それは、行動を起こさせることに意味がある。

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