リスクの認識 リスクはどのようにコントロールするか
では、具体的にはどのように、リスクをコントロールすればよいのか。
それは、発見し、評価し、軽減策を作ることでコントロールできる。
とにかく、まずは、リスクを発見することが先決である。一覧表にまとめるなど
して、もれなく集めてくる。発生確率が高いものや、低くても甚大な損額が発生
しうるものが、おおむねもれていなければよしとしよう。
次に、それぞれのリスクを評価する。発生の確率や頻度、発生した場合に予想
される損害を客観的に数値で推定する。
あげられた、リスクそれぞれを、ヘッジしたり、低減する対策を考え、それが
リスクと見合ったコストで実行可能かを評価する。
もし、リスクの数が多い場合は、例えばリスクを、すべて金額に換算し、発生の
確率や頻度、予想される損害を縦軸横軸にしてリスクをマップすると、「リスク
マップ」になる。
リスクマップはリスクを分類し、対策を類型化するのが目的だ。
予想される損害は甚大だが確率は低い場合は、一般的には「保険」によってヘッ
ジできる。
予想される損害は少ないが頻度が高いものは、とにかく頻度を減らす方法を考える。
といったように、方向性の目安がつけやすくなる。
このように、リスクは正しく認識できれば、コントロールできるし、万一できな
かったとしても、損害を覚悟することはできる。
闇雲に、リスクを恐れるのではなく、リスクを正しく認識することが重要だ。
リスクを行動しない言い訳にするのはやめよう。
最も、何も考えずに、リスクの高い行動を繰り返すのが一番問題なのだが。


