ロジックツリーはなぜ重要か
結局のところ、既存のフレームワークとは、一般的な課題について、このよう
なロジックツリーをつくり、そのツリーの特定のレベルを列挙したものと
考えてよい。
例えば、M・Eポータの5つの競争要因であれば、競争戦略の構成要素として、
5つの要素があげられているわけだ。
その五つの要素は、当然、MECEであり、その五つの要素で、競争戦略という
ものは、完全に説明できるわけだ。つまり、因果関係がある。
なので、5つのそれぞれの要素について、自社に当てはめて、問題状況を
さらにブレークダウンしていけば、具体的な課題に行き着き、その解決案も
また具体的に定まる。それを、くみ上げていくと、自社の競争戦略が明確に
なるわけだ。
これでわかるように、ロジックツリーを使いこなせないものは、結局のところ
本当の意味では、既存のフレームワークを使いこなせない。
すこし、状況が特殊化したりして、既存のフレームワークのフィットが悪く
なったときに、ロジックツリーが使えなければ、その状況に対応する、既存の
フレームワークを探し回るのでは、時間がかかりすぎるのだ。
だから、ロジックツリーを自分で作れるようにすることは、重要なのだ。

