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フレームワークの基本 パイチャート

問題を分析とする際に、原因とか、影響を与える要因の「構成」を分析する

ことが多い。


特に、既存のフレームワークでの分析が難しいと感じた場合、この構成を

視覚的にあらわすチャートがパイチャートだ。

ある問題に関して、一次情報を収集した表がある場合などは、グラフをつくる

ことにより、仮説が浮かび上がってくることが多い。


だから、とにかく、数表はエクセルでまとめて、使う使わないは別として、

いろいろと、グラフを作ってみることを進める。


よく、グラフは説明のための道具としてしか見ていない人がいる。確かに視覚

に訴えるグラフは、説明力が高いが、分析の道具としても有用なのだ。


通常は、何からの区分毎の数量(棒グラフ)とか、時系列の推移グラフ

(折れ線グラフ)を作っていると思うが、もし、作っていなかったら、

必ず作ってほしいのが、「構成」をあらわすグラフ、特にパイチャートだ。


コンサルタントが作るドキュメントを見ていただくとわかるが、パイチャート

やレーザーチャートが多用されている。この手のグラフは、実は、問題解決の

手法または統計の知識がない人には作りにくい。なぜならば、普通の人は、

量の多少は気にするが、構成は意識していないからだ。だから、はなから

作る気にならないのだ。


パイチャートを作るには、まず、構成を知りたいものを選ぶ必要がある。

例えば、商品別の売上構成比であれば、「売上高」とか「出荷数」といった

ものになる。必ず数で表せる必要がある。でも、心配は不要で「件数」に

読み直すと、意味があるかは別として、たいていの場合は数であらせる。


次に、構成を知りたい属性を選ぶ。例の場合は、「商品番号」とか「商品群」

とかになる。これを選ぶのに多くの場合悩むわけである。


例だと、例えば、一次資料として、ある月の「商品番号」別の「売上高」が

一覧表になっているわけだ。もし商品が100種類合ったとして、このまま、

パイチャートを作成すると、見られたものではない。円が100個に分割されて

しまう。だから、何らかの属性によって、属性を区分しなおす事が必要となる。


既存の商品分類でやっても良いし、想定している顧客で分類しても良いが、

この区分自体が、仮説を反映していることを意識しよう。つまり、想定する

顧客別(個人顧客用、会社顧客用とか)で分類した場合は、想定する顧客別に

何らかの差異が発生するという仮説を持っていて、その構成をパイチャートに

することによって、それが正しいかを確かめているのと一緒だと言うことだ。


したがって、仮説が固まらない段階では、いろいろなチャートを作って、

試行錯誤を繰り返すとよい。それにより、説明力がある仮説が浮かび上がって

くる。

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