MECEとはなにか
「モレなくダブリなく」物事を分類すること。これを、MECE( Mutually
Exclusive, Collectively Exhaustive)と言う。発音は・・・・「ミーシー」
でよいと思う。
ある意味、問題解決における、中核的な「技術」だ。
極端な話を言うと、コンサルタントの頭のなかは、ロジックツリーで構成
されている。
なにか、課題があれば、彼の頭の中では、ロジックツリーが組みあがる。
で、どうやって、それをくみ上げているかというと、MECEを使っている
のだ。
本当は、とても深いのだが、簡単に説明すると、ある「集合」を構成する
要素を、抜け漏れなく、すべて列挙することと考えてよい。
わかりやすく、例として、「くだもの」という「集合」を構成する要素を
すべて列挙するとする。
「えーと、バナナでしょ。りんごでしょ。みかんでしょ。あとは・・・・」
これでは、きりがない。たぶん、なにかが漏れてしまう。
ここが、MECEの大事なポイント一番目で、もれてはいけない。
「みかんでしょ。温州みかんでしょ。夏みかんでしょ。・・・・」
温州みかんは、普通に考えるとみかんの一種。だぶっている。
これが、MECEの大事なポイント二番目で、ダブってはいけない。
また、この列挙の仕方だと、
「じゃあ、夏みかんはどうなるんだ。みかんと名前がついたら同じもの
なのか?」
「夏みかんはみかんじゃないよ。違うものだろ?それも一緒にしたら、
オレンジだってみかんになっちゃうよ。」
とか、「解釈の違い」がおこってしまうかもしれない。
これが、MECEの大事なポイント三番目で、構成要素の定義がしっかりする
必要がある。
つまり、結局のところ、学校の数学でやる集合論の話をしていることに気が
ついてほしい。
分解する前の集合を、仮にZとする。
それを分解した要素が、A、Bとすると、
Zに対して、A、BがMECEであるということは、すなわち
A∩B(AかつB)は存在しない。
A∪B(AまたはB)は、Zそのもの。
ということになる。

